前々回、希望を支える1で「お一人暮らしでも、目標を持ち、希望通りの生活ができる」という1例を発信させていただきましたが、その続きになります。
在宅生活においても、他職種がチームとなり、お一人暮らしをお支えしています。
この利用者さんの利用しているサービスが、具体的にどの様なことをしているのか、
今回は、訪問診療・薬局・訪問歯科について、記載させていただきます。
【訪問診療】
訪問診療の回数は、月に2回定期訪問です。急な体調不良は、往診(臨時の診療)対応となります。訪問診療に来てもらい、病状や体調確認、採血、内服薬や点眼薬の処方をしてもらっています。血圧の変動がある時や便秘の時などの薬の調整もしてくれます。その他、インフルエンザワクチンの接種もしてくれますので、特別な検査が必要でなければ、病院受診をしなくても、おうちで医療が受けられています。
【薬局】
薬局は、処方箋が医師から到着すると、調剤して配達してもらっています。内服しやすいように、一包化して1つずつ日付も印刷してあります。朝・昼・夕と薬がありますので、その薬を、間違いなく内服できるように、ボックスにセットしています。
薬のセット及び内服状況の確認は、週に1回利用している訪問看護師が行っています。
【訪問歯科】
訪問歯科は、月に1回口腔内の確認や困り事がないか診察をしてもらっています。また、月に2回は歯科衛生士さんに口腔内の観察と口腔ケアをしてもらっています。
今回は、訪問診療、薬局、訪問歯科について記載させていただきました。
様々なサービスを利用して、おうちで生活が出来るように、社会のシステムが構築されています。
おうちでも安心して暮らすことができますよ!
つづく。